dポイント投資において、2019年2月の運用成績を報告します。
私は利益が見込める日はハイリスク・ハイリターンのアクティブコースに設定して少しでも利益上乗せ、損失になりそうな日はローリスク・ローリターンのバランスコースに設定し、少しでも損失を少なくする「スイッチ運用」で運用しています。
2019年2月は、そのスイッチ運用で、月利は約4.8%でした。
1月は5.96%だったので、運用方法を間違えなければ、投資先としてはかなり好成績です。
毎月の月利が5%とした場合、1年後には1.79倍、2年後には3.22倍にも膨れ上がります。
2019年2月のポイント推移と、dポイント投資のやり方について説明します。
目次
dポイント投資とは
dポイント投資はdocomoのdポイントを使って投資体験ができるサービスで、2018年の5月16日からサービス開始しています。
投資といっても、投資商品は下記の2種類しかないので、投資の入門編としてオススメです。
- ローリスク、ローリターンのバランスコース(債券にやや比重を置いた投資)
- ハイリスク、ハイリターンのアクティブコース(債券よりも株式に比重を置いた投資)
これらの詳細な違いについて、下記の記事でも触れているので合わせてご覧ください。
dポイント投資の1日の流れ
dポイント投資の1日の流れは下記の通りです。
時間 | 行動 |
07:00 | NYダウ、日経225、Nasdaq辺りの指数をチェック、ドル円仲値は参考程度に |
10:00 | ドル円仲値をチェック |
16:59 | 17:00までに方針を決める |
dポイント投資はバランスコースとアクティブコースの2種類あります。
バランスコースは世界の株式と債券がほぼ半々、アクティブコースは世界の株式の比率が8割、残りが債券です。
債券はあまり値動きがないので、株価の変動がdポイント投資の損益判断材料となります。
そこで、アメリカや日本の株価の指数であるNYダウやNASDAQを毎朝7時にチェックします。
また、dポイント投資の損益を決める要因がもう1つあります。
それはドル円仲根です。
dポイント投資はドル建てのため、為替の影響を受けます。
ドル高円安の場合にはプラス、ドル安円高の場合にはマイナス傾向になります。
これらを総合的に判断し、決済時間の平日17:00までにどちらのコースにするのかを判断します。
17:00までには株価、為替の情報が出揃うので、勝てる日なのか、それとも負ける日なのかをあらかじめ分かった上でコース選択が可能です。
dポイント投資のやり方
dポイント投資のやり方はいくつかありますが、一般的には下記の2通りです。
- 勝てる日だけポイント追加、負ける日は全額引出(=引出運用)
- 勝てる日はアクティブコース、負ける日はバランスコースで耐える(=スイッチ運用)
引出運用とスイッチ運用は、私がそう呼んでいるだけなので、実際にその運用方法を選ぶとかではありません。
これらの操作は全て手動で行います。
と言ってもバランスかアクティブかのコース選択と、ポイントの出し入れだけなので、それほど手間ではありません。
引出運用のやり方
引出運用の方法はいたってシンプルで、勝てる日だけ投資する方法です。
勝てる日は、アクティブコースに1日の追加上限ポイントまで追加、負ける日は、全額引出します。
1日の追加できる上限ポイントは2,000ポイントですが、引出は上限なく全額引き出せます。
※THEO+docomoで資産運用かつ積立設定すれば、1日の上限は1万ポイントまで追加可能となります。
スイッチ運用のやり方
スイッチ運用は元手がたくさんある方向けです。
勝てる日にはより多くのリターンが見込めるアクティブコース、負ける日は損失の少ないバランスコースで耐える方法です。
また、スイッチ運用の場合、引出する時間とポイント数にもコツがあります。
まず、勝てる日は追加出来る限りのポイントを追加してアクティブコースに設定するだけなので簡単です。
次に負ける日ですが、金曜日とそれ以外の平日で引出するポイント数が異なります。
(1)金曜日以外の平日の負ける日
負ける日には決済時間の17:00までに、2日間で追加出来るポイント分を引き出しておきます。
そして、17:00以降に決済が確定したら、17:00から23:59までの間に1日の上限ポイントを追加しておきます。
次の日が勝てる日ならば、次の日の17:00までに次の日のポイントを追加します。
次の日が負ける日ならば、同じように2日分のポイントを引き出しておきます。
(2)金曜日が負ける日
金曜日が負ける日の場合、4日分のポイントを引き出しておきます。
理由は土日もポイント追加が可能だからです。
金曜日が負ける日であれば、金曜日17時以降にポイント追加、土曜と日曜もポイント追加しておきます。
こうすることで、マイナス分もわずかながら減らす事が出来ます。
スイッチ運用は元手が多いので、こういった差が「チリも積もれば山となる」で長期運用の場合には差が開いてきます。
dポイント投資のスイッチ運用成績(2019年2月)
上図は、2019年2月のスイッチ運用成績です。
2月1日時点のポイント数を100%としたとき、どれだけの割合で増減したかのグラフとなります。
2019年2月は最終的に4.8%プラスとなりました。
dポイントが少ない方は引出運用で絶対に負けない運用、dポイントが多い方はスイッチ運用で上手にやりくりする方法がオススメです。
dポイント投資は選択出来るコースもバランスとアクティブの2種類しかないので、運用方法も簡単です。
気になる方は、投資のはじめの一歩として、dポイント投資を始めてみてください。